CPUクーラーMSI CORE FROZR L レビュー

msi core frozr

10年ぶりに自作PCを作ってみたのですが

その時に迷ったパーツの一つがCPUクーラーです。

10年前には無かったパーツとしてM.2 SSDがありましたが

もうひとつ、水冷式CPUクーラーです。

もちろん10年前も在るにはあったのですが、とても高額であまりにもマニア向け。

そんな印象だったのですが、最近ではCPUクーラーと言えば簡易水冷キットが主流になってきています。

あえて空冷CPUクーラーを選ぶ MSI CORE FROZR L

水冷と空冷どっちが冷えるの?

そう疑問に思うのも当然でしょう。

そして、どちらがどれだけ冷えてCPUを効率的に動かすことができるんだ!

なんて結論をもとにCPUクーラーを選ぶのも良いでしょう。

だけど、自作PCは機能やスペックを求めつつも、自分の拘りや好みを求める作業でもあります。

色々なサイトで冷却性のを調べると、簡易水冷にやや軍配が上がっているようですが、そこまでハイエンドスペックでなければ

空冷でも簡易水冷でもそこまで変わらないというのが私の結論です。

そして音に関しては空冷のほうが静音性に優れています。

要は、好みの問題で、好きなほうを選べばいいんです。

自分のPCのスペックと趣味に応じで、人それぞれで。

そしてわたしは断然空冷派。

安いし、壊れにくいし、でかくて存在感あるのが好きなんです。

もちろん簡易水冷には簡易水冷の良さがあるのですが。

今回わたしが選んだのが

MSI CORE FROZR Lです。

マザーボード、グラフィックボードがMSIなので、CPUクーラーもMSIで揃えたかったのです。

そして、MSIのCPUクーラーは2種類のみ。

さらにはPCケース

Sharkoon Nightshark RGBに取り付けられるCPUクーラーの高さは160mm

こちらのXLは高さが169.87mmというこで、取り付け不可能なので必然的にCPUクーラーは

MSI CORE FROZR Lに決定しました。

MSI CORE FROZR L スペック

2016年12月 発売

◆優れた冷却効率を実現するトルクスファンを1基搭載
MSIオリジナルGPUクーラーにも採用されている「トルクスファン」を1基搭載。
従来型と分散型のファンブレードを組み合わせ、より多くの空気をヒートシンクへ拡散することで、優れた冷却効率を実現しています。
また、120mmファン1基の追加搭載に対応しており、さらに冷却力を強化することが可能です。

◆エアフローコントロールに優れたヒートシンクを搭載
ニッケルメッキを施した銅製ベース、4本の8mm径ヒートパイプ、散熱性に優れたアルミフィンを組み合わせたヒートシンクを搭載。
CPUから発生する熱を効率的に分散させ、優れたエアフローコントロールを実現しています。

◆2色のトップカバーを付属、交換可能
ブラックとシルバーのトップカバーを付属しており、内部パーツのカラーリングやお好みに合わせて交換が可能です。
また、トップ部に配置したドラゴンエンブレムにはLEDを内蔵しており、ドレスアップにも効果的です。


■ 仕 様 ■

  • 【対応CPUソケット】
    Intel:LGA 2011-3/2011/1366/1156/1155/1151/1150/775
    AMD:AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2/FM1
  • 材質 :銅、アルミニウム
  • ファン : 120mmファン×1(PWM対応)
  • ファン回転数 : 500〜1800rpm ±15%
  • 風量 : 19.79〜71.27CFM
  • ノイズレベル : 17.2〜33.6dBA
  • サイズ : 140(L)×88.86(W)×155(H) mm
  • 重量 : 約960g

取り付けてみる

英語表記なパッケージ。

msi core frozr l

パッケージ裏面。

 

付属品。

カバーパネルはシルバーか黒かを着せ替え出来ます。

CPUグリスも一応付属している。

しっかりパッケージされています。

msi core frozr l

このドラゴンマークがかっこいい。

LEDで光ります。

パイプは8本。

まぁまぁ冷えそう。

水平プレートにもMSIの文字が刻まれています。

取り付けは簡単です。説明書を見れば迷うことは無いように思います。

以上の構成でインストールしました。

 

マザーボード裏にバックプレートの受け側を設置。

立派な台座が完成しました。

CPUにグリスを塗って水平プレートでCPUクーラーを設置します。

CPUクーラー付属のファンを外さないと、ネジが締められません。

設置時にはファンを外す必要があります。

設置したら、ファンの電源ケーブルをマザーボードのCPU FANヘッダーまたはFANコントローラーに接続して終了です。

メモリーには干渉するようなしないような、微妙ならいん。

2枚差しなら問題ないですね。

しかし今回わたしは4枚差しで光らせたかったので、、、

付きました。

やっぱこのCPUクーラーの存在感が好きなんですよね。

エンブレムが白色に光り、周辺が赤く光りますが、RGB制御はできません。

ファンにメモリが当たってないとは言えません。

当たってますがギリギリ当たっているといった感じです。

動作的には問題ないかと。

大丈夫、問題ない。

msi core frozr l

もっと真っ赤なLEDなのですが、写真だとちょっとピンクっぽくなってしまいますね(-_-;)

ファンをLED付きのに交換してピカピカ光らせるというのもあり。

反対側もファンを取り付ける余裕はあるので、熱が気になる方はデュアルファンにするのもあり。

取り付け金具は付属していますのでコネクタを分岐してあげれば動作可能かと。

まとめ

サイズ的にはそれほど大きくないのですが性能的には申し分ないくらい冷やしてくれているので文句はありません。

なんといってもパネルのデザインが素敵です。

ファンにもLEDがついていればよりゲーミングっぽくなったのですが、ファンのデザインもいい感じです。

正直メモリと干渉するのではないかと思っていたのですが、ギリギリ大丈夫でした。

一つ問題点を挙げるとしたら、カスタムパネル。

黒と銀に交換可能なのですが、4つのネジで止められています。

このネジが回りません。

むりに回そうとすれば絶対ネジ山がなめる自信があるくらいに固い。

本当は黒にしたかったのですが、そういう理由でパネルが交換できていないです。