自作PCにおいて性能面で大きな役割を果たすパーツの一つ。
それはマザーボード。
マザーって言うくらいですから、超重要!
このボードに何のパーツが乗せれるのか、乗せるのか。
それによってパソコンの性能が決まりますね。
そして、取り替えるのも非常にめんどくさいパーツなので選ぶのも慎重になります。
MSI MPG X570 GAMING EDGE WI-FI
今回わたしが選んだのがMSIのマザーボード、MPG X570 GAMING EDGE WI-FIです。
選んだ条件としては
- Bluetooth、Wi-Fiがオンボードで使える。
- CPUはRyzen7を予定していたのでX570チップセット。
- 基本を押さえつつ比較的安価。
- Gen4 PCI-EでM.2 SSDを使用してみたい。
- 申し訳程度のLED。
ファンのコネクタが豊富です。
システムが4つ、水冷ポンプ用のコネクタもあります。
SATAも6つあるのですがM.2が2つあるので十分すぎます。
RGB用のコネクタも上下に配置されてこの値段帯ではいい仕事してると言えるのではないでしょうか。
Bluetooth、Wi-Fi機能
I/OパネルにLANポートがあるのでWi-Fiは必須ではないのですが、オンラインゲームにはLANポートを使用して、その他のアプリにはWi-Fiと言うような使い分けが出来るんです。
MSI DragonCenterの「LAN Manager」でアプリ個別に設定できます。
さらにBluetoothが使えるのは嬉しい機能です。
マウスやキーボード等、無線で接続する周辺機器は多いですよね。
そのレシーバーでUSBポートを一つ潰さなくて良くなります。
X570では比較的安価
CPUは今流行りのAMD RYZEN7 3700Xにしました。
ソケットはAM4に対応しているマザーボードになります。
購入の際には様々なメーカーのマザーボードも検討しましたが、機能面、デザイン面、価格面、全てを満たすのがこのマザーボードでした。
BIOSの機能やデザインも決め手の一つです。
最近わたしの中でMSI株が急上昇です!
ただ、MSIのMPGシリーズに
MPG X570 GAMING PRO CARBON WI-FI
がありますが、こちらの方か安く売られている場合があるんです。
機能的にはLANポートがIntel性になっていて、下段のM.2 SSDにもヒートシンクが着いています。
デザインは名前の通りカーボン柄で渋みが増しています。
LEDも増加しています。
ヒートシンクが増えた分PCIスロットが一つ少なくなっています。
わたしとしてはPCIスロットは必要ないので安ければ
MPG X570 GAMING PRO CARBON WI-FIの方が良かったのですが安く買える機会を逃しました(-_-;)
Gen4 PCI-Eの実力
今回自作PCを組むうえで、10年前とは一番違う要素としてM.2というSSDです。
マザーボートに直接させるSSDということで、どういうものか興味津々でした。
このマザーボードにはM.2スロットが2つあり、ヒートシンクが付いている方がGen4 PCIeに対応しています。
果たしてその速さは如何ほどか?
Gen4 PCIe対応のSSDを購入
こちらのSSDにしました。
Gen4のSSDはそれほど種類もなく、高値なので、500GBの、ヒートシンク付きのものにしました。
Gen3はCrucialで揃えてこちらの物に。
MP600についていたヒートシンクはGen3に着けることにしました。
MP600のヒートシンクは爪ではまっているだけなので簡単に脱着可能。
マザーボードのヒートシンクを外して、取り付け。
Gen3のスロットにも装着。
冷却ファンがカッコいいですね。
これもBIOSで回転制御可能です。
CrystalDiskMarkで転送速度を計ってみました。
- Gen4 M.2 SSD
- Gen3 M.2 SSD
- SATA SSD
- SATA HDD
GEN4 M.2 SSDの爆速ぶりがわかります。
SATA SSDはCrucialのMX500。
HDDは昔買ったSeagteのもの。
GEN4 M.2 SSDにOS Windows10Proをインストールして使用していますが、
ソフトのインストール時間がマッハです。
M.2 SSDで2tb近くのストレージがあれば、用途によってはSATAストレージは要らないかもしれませんね。
そういう流れも近い将来有るのかも?
付属のDVDは要注意? MSI GRAGON CENTER
OSをインストールしてから付属しているDVDにてドライバーやユーティリティのインストールを行うのですが
MSI GRAGON CENTERというアプリが上手く動きませんでした。
MSI Mystic LightでLEDの制御をしようと思っていたのですが、それがインストールできないのです。
MSI Mystic Lightで制御する前提でケースファンも6つ用意してMSIのグラフィックボードも用意したのに…
MSI GRAGON CENTERをいったんアンインストールして、公式サイトからダウンロードしてインストールすると
それは正常に動作しました。
DVDに収録されているソフトとはちょっと違う感じでしたので、公式サイトで配布されているGRAGON CENTERを
使用したほうが良いと思います。
https://jp.msi.com/Landing/dragon-center
最後にGRAGON CENTERを使用してBIOSのアップデートをしてみたところ・・・
92%までいったところでフリーズ
シャットダウンするなとか、したら壊れるとか言われるけど、うんともすんとも動かない画面。
CPU温度も変化せず、完全なるフリーズ。
買ったばかりなのに、BAIOSアップデート失敗でお釈迦か、と、あきらめモードで再起動したら
普通にアップデート完了してました(-_-;)
まとめ
久々の自作ということもあり、最近のマザーボード事情に疎かったのですが
流行りの機能を押さえつつもコストパフォーマンスがよい製品だと思いました。
MSIのアプリやBAIOSやロゴのデザインもお気に入りです。
ドラゴンですもんね。厨二心をくすぐります(笑)
ボード背面のLEDは正直微妙な感じですが、全体的には買ってよかったと思います。
なんといってもきれいに光るLED制御が新鮮で見てて楽しいです。