太陽光発電は儲かる? 3年経って思うこと【産業用】

太陽光発電3年目

一時期すごい勢いがあった太陽光発電ブームですが、私はそのブームに陰りが見え始めた3年前に産業用10kW以上の太陽光発電を導入しました。

今から導入して儲けが出るのか若干不安でしたが3年経ってみて、今のところはやって良かったと思っています。

始まりはセールスから

ある日うちにかかってきた太陽光発電のセールス電話。
どうやら取引先からの紹介で、信頼はあるし無碍にも断れないしちょっと興味もあったので
話を聞いてみることにしました。
売電価格が下がってきているので今から初めても元が取れないのではないかと思っていたのですが
設備投資費は年々下がってきているので、今から初めても十分元が取れるというお話でした。

ちなみに2016年の産業用売電価格は 24円+税でした。

10kW以上のパネルをのせる

太陽光発電は10kW未満と10kW以上で家庭用、産業用と分かれますが
どっちがお得かというと10kW以上の太陽瑚発電システムの方がお得だと言われています。
20年間同じ売電価格で契約できるのが大きな理由です。家庭用は10年で価格が見直されます。
なので産業用は10年間で設備投資費用を回収して、残りの10年間は売った分だけ儲かるという
導入例が多いようです。
うちは10kWを屋根に乗せるだけの面積があったので、見積もりしていただいた結果。。。
乗せちゃいました!
とは言ってもそんなに多くは乗せれないので30kWくらいです。枚数で言うと120枚。

シミュレーター

見積もりの時に太陽光発電シミュレーターというのを見せてくれました。
この地方のこの角度でこの方向なら各月の発電量と売電額はこれぐらいですよという
試算表なのですが、
その試算表によると、うちの場合12ヶ月の平均売電額が7万5千円ほどで、1年間で906,189円売電できるという結果でした。
なので10年間月7万以下でローンを組んで行けば、年トータルでは損はしない。
設備費諸経費もろもろ900万以下なら損はしないということ。なのか!?
気になるお見積合計は、約800万でした。

大丈夫だろう。GO!GO!

運用してみると

運用し初めは、本当にシミュレーション通り行くのか?とか、
ちゃんとお金が振り込まれるのか?とか、
いろいろ不安でしたが、3年経ってみるとそんな不安はなくなりました。
が、ただただ晴れてくれ!と祈るばかりです(^0^)

発電電力量(kWh)金 額(円)
201842,401.21,098,122
201742,228.41,093,652

↑これが2017年と2018年の発電量と売電金額の結果です。
2年ともシミュレーションの906,189円をクリアしてます。

発電電力量(kWh)金 額(円)
2018/012,688.169,595
2018/022,973.076,994
2018/033,852.699,778
2018/044,180.1108,280
2018/054,293.6111,210
2018/064,204.4108,902
2018/074,688.7121,450
2018/084,456.9115,438
2018/092,763.671,558
2018/103,263.884,526
2018/112,747.771,151
2018/122,288.659,240
合 計42,401.21,098,122

2018年の月別の発電量と売電額です。
7万円を下回るのは1月と12月だけです。

つまり損はしない?

天候に左右されるという懸念はあるものの、ほぼシミュレーション通りの発電であり、
年単位では利益が出ています。
10万円以上の利益を出しつつ10年で元を取り、残り10年は売っただけ収入になる。
損している気分にはならないかな。
今のところ機器トラブルもないし、たまに業者が点検に来てくれています。
パワコンが壊れたり、自然災害でパネルが壊れたりと、リスクはありますが
良い業者と、良い発電環境が揃っていれば損することは無いと思いました。

ただし、弊害として
・晴れると嬉しい、雨だと悲しい
・天気予報が気になる
・雨は夜降ってくれ!と祈るようになる。
・毎日の発電状況をWEBで確認してしまう。
等の症状が出ますので、お気をつけください。