Z32 ATF交換とエンスト

ATFを交換したらエンストした話

平成11年式のMyZ。

最終型と言えど22年の年月を経ています。

走行距離は10万超えたところ。

メンテナンス重視。これ大事。

乗っていて気になるところがATFの滑り?

シフトアップが引っ張られる感じ。

かっちりシフトアップしてくれない。

由緒正しき整備記録を調べてもATFを交換したという記録は無かったので

ATFの交換を行いました。

もちろん自分ではできない作業なのでトルコン太郎のあるお店を探してお願いしました。

入れたオイル:ワコーズ プレミアムS

入れた添加剤:ワコーズ A/Tオイル添加剤 CORE701

とにかく、一番いいやつを頼む。

ということで、高級品を入れてしまいました。

CORE701なんて一年に一本出るかどうからしい。

高いだけあって効果は抜群らしいので、大切な車には惜しむべからず。

ついでの交換純正部品

ストレーナー:部品番号31728-41X02

ガスケット:部品番号:31397-41X04

あとはワッシャーとOリング(部品番号忘れ)
お店に用意してもらいました。
一日預けで作業してもらいました。
ATFはまぁまぁ汚れていました。
年相応ではないでしょうか。
んで、色々高級品を使用したので総額8万円。
ちょっと予算オーバープライスだったり。
ちなみに使用したATFの量は14.5㍑。
オイルだけで4万円オーバーです。
しかし、やっただけのカイがあって走りはきっちりシフトアップと回転数が合うようになりました。
無駄なくロスなく加速する感じ。素晴らしいです。
高い添加剤”CORE701”を入れただけあって5馬力アップしているんじゃないでしょうか!?
が、たま~~~~に、急ブレーキってほどでもないブレーキで停車時にエンストするようになったような。
A/Tなのに。
色々調べた結果。
こちらの記事とほぼ同じ症状。
つまりは

ATFが極端に少なくなると、ブレーキング時に減速GでATFが車両前側に向けて大きく傾く。その結果、ストレーナーのオイル吸い口周辺にATFが無くなってしまい、A/Tのオイルポンプ負荷は一気に軽くなる。

車両が十分な減速を完了すると、前方に傾いていたATFは元に戻るため、ストレーナーのオイル吸い口周辺はATFで満たされる。

ほぼ無負荷で回転していたオイルポンプが、急にATFを吸い上げはじめ、一気に負荷が大きくなる。

この負荷の変化にエンジンの制御が追い付けずにエンストしていたというものであった。

引用元: 一般社団法人 大分県自動車整備振興会

A/Tのオイルパンの形状が、車両の前後方向に縦長になってしまうFR車特有のトラブルらしいです。

要するに、ATFの量が少ないということらしい。

取り敢えずお店に持っていって整備要項見ながらレベルゲージを観て

0.5㍑追加してもらいました。

もう少し入れてもいいかなって感じもしますが、症状は収まったので良し。

ATF量のチェック。大事ですね。

メモ:

1. ATFの油温を60℃以上にする(30分以上走行する)
2. セレクトレバーの‘P‘~‘1‘レンジを一巡させる
3. レベルゲージで量を確認する(この際ゲージをふき取るウエスは、
ペーパーウエスを使用する、なければキッチンペーパーでも良い)

* PまたはNレンジで、エンジンはアイドリング状態で確認してください。
* 多過ぎても別のトラブルとなりますので、必ず規定量に!